アバウト

エンタメ・美と健康のブログ。おもに感想が中心。

【映画】グリーンブック感想~差別と向き合うピアニスト~【ネタバレあり】

【映画】グリーンブック感想~差別と向き合うピアニスト~【ネタバレあり】

f:id:sw001-522:20200325104000p:plain

やっとグリーンブックを見ました。
ハリウッドのアカデミー賞脚本賞とか取った作品だったよね。
パッケージ的にも「最強の二人」と似てる感じかなー?と思って、最強の二人が大好きだから気になっていた。
黒人と白人という凸凹コンビは燃えますね。
では、ようやく見た私の感想を書いていきます。







あらすじ
感想
まとめ(この映画の見どころ)


パイレーツ・オブ・カリビアンを観るなら<U-NEXT>


あらすじ

『グリーンブック』(Green Book)は、2018年のアメリカ合衆国の伝記コメディ映画。ジャマイカアメリカ人のクラシック及びジャズピアニストであるドン"ドクター"シャーリーと、シャーリーの運転手兼ボディガードを務めたイタリア系アメリカ人の警備員トニー・ヴァレロンガによって1962年に実際に行われたアメリカ最南部を回るコンサートツアーにインスパイアされた作品である。(Wikipedia


感想


これ実話らしい。
主人公のトニーは最初、めちゃくちゃ黒人差別が強いタイプで、家に水道の修理に来た黒人作業員の飲んだコップを捨てるくらいのやつ。
嫌な奴~って感じ。妻はその逆で誰にでも平等に接している感じ。しかも美人。
トニーは喧嘩とかデタラメがうまくて、ちょちょいのちょいとピンチを切り抜けている。
職は定職に就かず転々としている自由なイタリア人って感じ。
ちょっと憧れる笑
日本でいうと寅さんの惚れやすくないバージョン。
そして第二幕あたりである日、神経質でお金持ちの黒人・ドクターシャーリーのピアノリサイタルツアーの運転手に合格して、一緒に旅へ出るわけだ。
ここで危険な目に遭いまくり、ボッコスされたり逮捕されたりする。でもお得意の切り抜けるためのデタラメでなんとか無事ってパターン。
そこにあんまり刺激的なものはなく、ゆるっとぬるっとすり抜けていく。ハリウッドお得意のカーチェイスもバイオレンス描写もなし。
だから結構、ゆるっと見られたかな。
愛と友情も温かくあって、孤独なシャーリーが心を開いて、トニーは差別感情が消えてシャーリーと友情を築く。
後味よしなハッピー映画。
最強の二人と三ツ星シェフがフードトラック始めましたって映画を掛け合わせたような映画だったかな。


まとめ(この映画の見どころ)

この映画、トニーがめっちゃ食う。

つまり「食」がみどころ

出て来る食い物がすべてうまそうすぎる。もう、ピザなんてまるまる半分に折って食うし。
チキンとかあ~~~うまそう!!この映画見た後で、フライドチキン食いてええええとなる人は多いかもね。
段々とトニーが太って見えるのは気のせいか?
この「食」を通じても二人は友情を育むアイテムとしても使われている。
最初、神経質なシャーリーだったけどトニーに促されて、チキンを素手で食べちゃう。
二人の壁が崩された瞬間だったね。
それと昔のクリスマスの雰囲気を映像で楽しめた。西洋のクリスマスの街並みってやっぱ素敵やん?笑

つまりこの映画、腹減り映画・食い物映画・クリスマスの雰囲気映画として見るのも楽しめるということ。

です!!!

いやいや待て。

そんな浅いもんじゃないよ!!!

本当に描きたいのは、差別に向き合うピアニスト、なぜあえて南部でピアノを弾くのか・・・について。
何故、わざわざ???って思うんだよね。私なら行かない笑怖いもん。
ていうのが、普通じゃないでしょうか。

そのあたりの心理、真相もじーーーーんと沁みる映画です。


気になったら是非!